国連人権監視団が報告 「アフガニスタンで米軍による民間人犠牲者が増加」
1月 15, 2020 21:10 Asia/Tokyo
国連人権監視団が最新の報告書で、アフガニスタンでは米軍の空爆による民間人の犠牲者が増加していることを明らかにしました。
ファールス通信によりますと、15日水曜に出された国連人権監視団の最新の報告書では、「米国によるアフガン空爆で死亡した民間人の数が初めて発表された。この数は、タリバンやその他のテロ組織によって殺害された民間人の数よりも多い」と指摘しています。
国連のアジア人権部パトリシア・ガスマン代表はこれに関し、「アフガニスタンでの戦火の拡大に伴い、戦争当事者らは戦争法にあまり注意を払っていない。それが民間人の死傷者を増やす主要因となっている」と述べました。
人権監視団当局は2019年、アフガニスタンのすべての政党を対象に公民権活動家、政治家を、反体制組織タリバンとの交渉に招いたとしていました。
国連人権監視団は、100カ国以上の人権状況を652ページにわたり報告しています。
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