英仏首相が強調「イランは核合意を遵守する必要がある」
1月 20, 2020 17:00 Asia/Tokyo
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ジョンソン首相とマクロン大統領
英ジョンソン首相と仏マクロン大統領が、自らの約束不履行や妨害行為をよそに、イランが核合意を遵守する必要性を強調しました。
ロイター通信によりますと、ジョンソン首相とマクロン大統領は19日日曜、ドイツ・ベルリンにおいて、「核合意はイランの核兵器獲得阻止に向けて、1つの長期的な枠組みをはっきりさせる必要がある」と表明しました。
両者はまた、現在の緊張緩和の政治的解決策の模索を目的とした、国際的なパートナーとの協力および緊張緩和の重要性について確認しました。
いわゆる欧州トロイカとされる英独仏3カ国は今月14日、米国に追従して、イランによる核合意の責務縮小に対する法的な措置をとる口実として、国連の対イラン制裁の発動につながりうる「紛争解消システム」を発動しました。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は今月17日、テヘラン金曜礼拝で演説し、「ヨーロッパ諸国は読んで字のごとく、まさに米国の下僕・使い走りに等しい」とし、「ヨーロッパはイラン国民を屈服させる事にあけくれてる。だが、彼らの主人にあたる大物、つまり米国でさえもそれはできなかった」と語りました。
また、「ヨーロッパの協議は詐欺や欺瞞との抱き合わせだ」とし、「協議の席に着いている欧米紳士とやらは、実際には服だけを着替えてきたイラク・バグダッド空港のテロリストである」と強い口調で非難しました。
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