NATO事務総長が西アジアでの同軍の役割強化を要請
(last modified Wed, 22 Jan 2020 10:48:41 GMT )
1月 22, 2020 19:48 Asia/Tokyo
  • ストルテンベルグ事務総長
    ストルテンベルグ事務総長

米トランプ大統領の圧力により、NATO北大西洋条約機構のイェンス・ストルテンベルグ事務総長が、「NATO軍はイラクを初めとする西アジア諸国での駐留を増強するよう」要請しました。

AP通信によりますと、ストルテンベルグ事務総長は21日火曜、欧州議会委員会の会合において、「イラクを初めとする一部西アジア諸国で、NATO軍は軍事訓練をさらに増やし、地域での紛争・作戦を阻止しなければならない。ヨルダンでの活動も継続していくべきだ」と述べました。

トランプ大統領は、今年になってからNATOへの圧力を強めており、「テロの脅威との戦いを可能にするため、NATO軍は西アジアにおける駐留範囲を広げなくてはいけない」と発言していました。

NATO軍は2018年、500人規模の兵士をイラクに派遣して、同国兵士の軍事訓練に携わってきました。

トランプ大統領は、NATO軍が西アジアでの活動をより活発に行なう必要性を主張していますが、カナダやNATO加盟の欧州諸国は、この地域への軍の配備には消極的な姿勢を見せています。

 

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