カシミールでインド軍が発砲 市民2人死亡
1月 22, 2020 21:44 Asia/Tokyo
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カシミールでインド軍が発砲
インドが実効支配するカシミール地方で、インド軍兵士の発砲により市民2人が死亡しました。
イランの国際テレビ局サハルチャンネルのウルドゥー語放送によりますと、死亡した市民2名は21日火曜、同地方のアワンティポラ地区でインド治安部隊の発砲した銃弾を受けたということです。
カシミール地方では、2日前にも同様にインド治安部隊の発砲でショピアン地区の市民3人が亡くなっています。
同地方では、インド政府の措置に反発した数百人の人々がデモを行ってインド軍が市民を激しく弾圧していることを非難しました。
デモ参加者らがインドのモディ首相に抗議するスローガンを叫ぶ中、警察はデモを解散させるため催涙ガス弾を使用しました。
インド政府は長年にわたり、カシミール地方に数十万人の軍隊を駐留させ、この地方の一部地域を実効支配下においています。過去30年間で数万人にのぼる市民が殺害されています。
カシミール地方の人々は、国連安保理の決議に基づいて同地域の処遇を決定する住民投票を実施するよう求めていますが、インドは常にこの住民投票に反対しています。
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