米反戦女性団体が、米の圧力政策をイラン国民に謝罪
1月 29, 2020 18:02 Asia/Tokyo
米国の反戦女性団体コード・ピンク(Code Pink: Women for peace)が、イラン国民が米政府により押し付けられた圧力で苦しんでいるとして、米国人1万人以上が署名した謝罪文書を在ワシントン・イラン利益代表部に渡しました。
イルナー通信によりますと、この謝罪文書は28日火曜、コード・ピンクの設立者の1人、メディア・ベンジャミン氏と同団体の一行が在ワシントン・イラン代表部を訪れ、手渡されました。
この文書の中で、「米国人は、世界の人々の平和と安全に責任を感じるのと同様、このたびこの文書に署名した我々も、イランに対する米大統領の嫌悪に満ちた行動にお詫びする」としています。
また「米政府は、イラン国内問題に干渉するという忌まわしい経歴を有している。イラン民主政権の転覆につながった米国による1953年の軍事クーデターは、倫理上の責任感に欠けるものだった」と記しています。
さらに、イラン革命防衛隊司令官を暗殺した米国の最近の行動について、米トランプ大統領の外交政策において最も危険で煽動的な決定だったと指摘し、「トランプ大統領の命令で行われたイラク領内でのイランのソレイマーニー司令官の暗殺は、世界の安全を危険に晒した。この行動は国際法からみても違法な行動だった」とし、「米国民はイラン国民との平和共存と連携を求めている」としました。
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