米上院議員が、大富豪らによる米選挙の支配を批判
(last modified Sun, 09 Feb 2020 08:39:39 GMT )
2月 09, 2020 17:39 Asia/Tokyo
  • サンダース上院議員
    サンダース上院議員

アメリカ・バーモント州選出のバーニー・サンダース上院議員が、同国の大統領選挙が大富豪に掌握・支配されているとして批判しました。

イランの若手記者クラブの報道によりますと、今年のアメリカ大統領選挙への出馬を表明しているサンダース上院議員は、ツイッター上で「アメリカの選挙運動の資金確保システムは、日を追うごとに益々、大富豪や特定の利益を有する団体に支配されるようになっている」と述べています。

また、「多数派に対する少数派の支配に傾くこうした傾向と戦うべきだ。というのも、アメリカの民主主義の将来が危険にさらされているからだ」としました。

さらに、アメリカ共和党によるトランプ現大統領の放免決定を政治的なものだとし、「現大統領がペテン師、イカサマ師であることは、共和党自身がよりよく知っていることではあるが、彼らは現大統領を解任する勇気がなかった」と語っています。

アメリカ上院は今月5日、トランプ大統領の弾劾の是非に関する最終的な採決を実施しましたが、結局職権乱用および、議会妨害という2つの容疑に関して、同大統領を無罪放免としました。

アメリカ民主党内の党大会は今後数日以内に、同国ニューハンプシャー州にて開催されることになっており、世論調査ではサンダース議員が首位を走っています。

 

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