欧州議会のポーランド代表が、フランス警察の暴力に抗議
2月 10, 2020 21:10 Asia/Tokyo
欧州議会のポーランド代表が、フランス警察は「黄色いベスト」運動を取り締まる上で暴力行為を停止するよう求めました。
フランスのネット新聞「メディアパート」によりますと、欧州議会のポーランド代表 Jacek Saryusz-Wolski氏は、「黄色いベスト運動の抗議者らに対するフランス警察の暴力行為は、専制諸国の警察のそれと同類だ」と述べました。
2019年度の欧州議会の選挙でポーランドの「法と正義」の党PiSの幹事長を務める Wolski氏は、欧州議会の議員らに書簡を送り、「仏マクロン大統領に対する同国市民への暴力停止を訴える署名運動」の実施を提案しました。
黄色いベスト運動の参加者は2018年11月17日土曜以来、各地において毎週恒例の抗議集会を開催し、平等の実現や差別撤廃、国内の抜本的な改革を求めています。
この抗議行動は当初、仏政府による燃料税の引き上げへの抗議行動として始まり、常に平和的に行われていました。しかし、抗議者を取り締まる治安部隊の暴力行為が動画投稿されるなどして、各方面から非難を浴びるようになっています。
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