2月 15, 2020 19:25 Asia/Tokyo
  • アサド米空軍基地へのイランのミサイル攻撃
    アサド米空軍基地へのイランのミサイル攻撃

アメリカの政治専門紙ザ・ヒル(The Hill)の電子版が、イラク・アサド米空軍基地に対するイランのミサイル攻撃で米兵が受けた脳損傷は深刻なものだったとし、「これらの損傷による後遺症は、負傷者の健康に生涯にわたって影響を与えかねない」として強い懸念を示しました。

ザ・ヒルの電子版は、「米国防総省の報告によれば、これまでに109人の米兵がイランの対アサド空軍基地攻撃により、脳挫傷などのトラブルを起こし、負傷者の数は増加の一途をたどっている」と報じました。

また、「脳挫傷や脳震盪などは、一般的には短期的な症状を示すが、神経面での後遺症は長期間に及ぶ可能性があり、これは「 脳震盪後症候群 」( postconcussive syndrome)・通称 PCSと呼ばれる。これにより、負傷者には生涯にわたり一部の障害が残ることになると指摘しました。

米国防総省の報告からは、当時アサド空軍基地にいた米兵が外傷性脳損傷を起こしていたことが判明しています。

外傷性脳損傷は外的な力による脳の損傷・障害で、負傷者の身体機能や認知能力などに一時的、あるいは恒常的な影響を及ぼすとされています。

イランイスラム革命防衛隊は、同防衛隊ソレイマーニー司令官と同行者らをイラク・バグダッド空港付近で暗殺した米国の国家テロへの報復として、先月8日アサド空軍基地に対し13発のミサイルを撃ち込み、これを破壊しました。

 

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