米大統領が、イラン外相と会談した米上院議員を批判
(last modified Wed, 19 Feb 2020 11:01:22 GMT )
2月 19, 2020 20:01 Asia/Tokyo
  • トランプ大統領
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アメリカのトランプ大統領が、同国民主党のマーフィー上院議員がミュンヘン安全保障会議の傍らイランのザリーフ外相と会談していたことを受け、この行動を違法だと批判しました。

イルナー通信によりますと、トランプ大統領は18日火曜、クリス・マーフィー(Chris Murphy)上院議員がザリーフ外相と会談したことを明らかにし、「これはローガン法への違反だ」と述べました。

米国のローガン法は、個人が政府の許可なく外国と交渉することを禁じた法律です。

同法は、1798年にジョージ・ローガン米上院議員が無許可でフランスと交渉を行ったことをきっかけに採択され、当時のジョン・アダムズ大統領によって署名されました。

コネチカット州選出のマーフィー上院議員率いる民主党の会派は、ドイツで開催されていたミュンヘン安全保障会議の傍ら、ザリーフ外相と会談しました。

イラン外務省のムーサヴィー報道官はこれについて、自身のツイッターに投稿し、「一般外交の一環として、イラン外相が一部米国議員と会談した」と説明していました。

同報道官はさらに、「ザリーフ外相は、会談を申し入れる米議員と面会してイランの見解と地域の実情を説明すると常々語っていた」と続けています。

 

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