北朝鮮が3650人の新型ウイルス検疫を終了
3月 09, 2020 17:24 Asia/Tokyo
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北朝鮮当局は、国内での感染は確認されていないとしている
北朝鮮メディアが、新型コロナウイルス感染の疑いで医学的監視下にあった3600人余りの検疫期間が終了したことを報じました。
タスニーム通信によりますと、北朝鮮政府は同国の江原(カンウォン)と 慈江(チャガン)に住む約3650人の検疫期間が終了したことを発表しました。
北朝鮮当局の発表では、これまでに国内で新型コロナウイルスの感染は確認されていません。
同国は新型コロナウイルス対策として厳しい措置を取っており、現在国境も封鎖しています。
北朝鮮のキムジョンウン朝鮮労働党委員長は先月末、「国内で新型コロナウイルスの発生を防ぐことができなかった場合、(国家にとって)”深刻な結果”をもたらすだろう」と表明していました。
北朝鮮では西側諸国や国連の厳しい制裁のため、医療態勢や設備が不十分な状態です。
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