コロナウイルス
米議会の幹部陣が、新型コロナ対策におけるトランプ政権の対応を非難
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トランプ大統領
米国で、新型コロナウイルス感染拡大に強い危機感を抱く米議会幹部陣がトランプ大統領の対応に批判を強めているのをよそに、同大統領は依然として「コロナウイルス蔓延は重要ではない」と主張しています。
ロイター通信によりますと、米下院のペロシ議長は上院のシューマー民主党議長とともに、現在新型コロナウイルスの感染拡大に伴い国民に対し、騒動の原因になるとした同大統領および同政権の政治家らの話を信用しないよう求めました。
また、カリフォルニア州選出のリウ下院議員はツイッター上で、トランプ政権による新型コロナウイルス対策を批判し、国民に向かって、「あなた方が1人の米国人であるなら、コロナウイルスに関するトランプ大統領の話に耳を傾けてはならない。できる限りに自宅に留まるよう勧告する。疾病予防管理センターの表明を信じるべきだ。“トランプよ、恥を知れ”」と記しました。
米保健福祉長官のアザル氏は今月1日、即ち米国内での初の新型コロナウイルスによる死者が出る前日に、「確かに今のところは米市民にとって、新型コロナウイルス感染の危険性は低い。だが、事態は急速に変化し、国内でさらに多くの感染例が出る可能性もある」としていました。
クオモ・ニューヨーク州知事は、同州の緊急事態を宣言した後、「トランプ政権から出される紛らわしいメッセージに対抗しよう」と語っています。
また、「トランプ大統領とペンス副大統領からは、多数の混乱を招くメッセージが発信されている」と指摘しました。
トランプ大統領もこうした発言に反応し、ツイッターで「混乱させることは全くない。問題はニューヨーク州知事のような人々が問題を政治的に利用していることだ」と反論しています。
専門家の多くは、トランプ政権による新型コロナウイルス関連情報の隠蔽が、感染拡大に影響していると見ています。
米国各地の病院は、今後予想されるウイルス感染者9万6000人の収容に備えているとされ、さらに同国では新型コロナウイルスでおよそ50万人が死亡すると予測されています。
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