仏パリで、黄色いベスト運動の参加者が逮捕
3月 16, 2020 21:14 Asia/Tokyo
フランス警察が、同国パリ市内にて毎週土曜恒例の開催となっている反政府運動「黄色いベスト」の多数の参加者を逮捕したことを明らかにしました。
IRIB通信が16日月曜、報じたところによりますと、パリ地方警察局はツイッター上で、「警察官が、パリ市南部での抗議行動の参加者24人を逮捕した」と発表しました。
警察によれば、デモ隊の通過ルート上で数件の放火事件も起こっているということです。
「黄色いベスト」運動の参加者らは14日土曜、新型コロナウイルス関連の警告を無視し、フランス政府の政策や資本主義体制に抗議するデモをパリにて開催しました。
これらの抗議者は改めて、マクロン仏政権の政策に反対するスローガンを叫んでいます。
フランス政府は、新型コロナウイルス対策を謳って100人以上の集会の開催を禁じていますが、14日は数百人の抗議者がパリ市内の街頭に繰り出す事態となりました。
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