新型コロナウイルス
米下院議長 「失業率の上昇、コロナ感染者・死者の多さは国家を滅ぼしかねない」
4月 04, 2020 17:34 Asia/Tokyo
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ペロシ下院議長
米下院議長のペロシ氏が、同国内での失業率の上昇、新型コロナウイルス感染者数と死亡者数の急増に言及し、国家を滅ぼしかねない事態だとして警告しました。
イルナー通信によりますと、ペロシ下院議長は3日金曜、声明を発表し、「米国内で660万人が失業保険を申請し、また先月だけで70万件もの雇用が失われたとする米労働省の新たな統計は、国内の壊滅的な状況を物語っている」として危機感を募らせました。
また、「新型コロナウイルスの急速な拡散による出費に対応するために第2次補正予算が支払われる必要がある」と述べました。
さらに、政府の行動・機能状況を監視する特別委員会を米下院内に設置し、新型コロナウイルスの蔓延が始まって以降のトランプ政権の対応を検討する必要があるとしています。
米民主党の見解では現政権、特にトランプ大統領は新型ウイルス拡散防止にきちんと対処できていないとされています。
しかし、トランプ大統領は3日、民主党のこの見解表明を単なる政治的な行動だと反論しました。
米国は現在、新型コロナウイルス感染者数が世界最多となっています。
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