米上院議員らが、産油量をめぐりサウジに圧力行使
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11人の米上院議員らが、サウジアラビアの政府関係者らとの電話会談で、産油量に関するアメリカの思惑を遵守するよう求めました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 12, 2020 17:20 Asia/Tokyo
  • 米上院議員らが、産油量をめぐりサウジに圧力行使
    米上院議員らが、産油量をめぐりサウジに圧力行使

11人の米上院議員らが、サウジアラビアの政府関係者らとの電話会談で、産油量に関するアメリカの思惑を遵守するよう求めました。

ロイター通信によりますと、アメリカの産油地帯に属する州から選出された11人の上院議員らは最近、アメリカ軍のサウジアラビアからの撤退をも要求しており、彼らは11日土曜、サウジアラビアの政府関係者3名と電話会談し、産油量削減に向けて措置を講じる必要性を強調しました。

全世界で新型コロナウイルスが蔓延し、ロシアとサウジアラビアが産油量を増やしたことにより、原油の国際価格は過去18年間での最低水準にまで落ち込んでいます。

OPEC石油輸出国機構とOPEC外の産油国で結成される、いわゆるOPECプラスは今月9日、サウジアラビアとロシアが参加してのテレビ会議において、1日あたりの産油量を1000万バレル削減することで合意しました。

アメリカ上院軍事委員会のダン・サリバン委員と、ケヴィン・クラマー委員は最近、サウジアラビアの産油量削減しなければ、同国から米軍およびミサイル防衛システムを撤収するという草案を提出しています。

この報道によれば、この2人の上院議員らはほかの共和党上院議員らとともに、およそ2時間半にわたって電話でアブドルアジアズ石油大臣やハーリド・ビンサルマン国防相、駐米リマ・バンダル大使らといった、サウジアラビアの政府関係者と協議したということです。

 

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