マルビナス諸島をめぐり、イギリスとアルゼンチンが非難の応酬
4月 22, 2020 21:19 Asia/Tokyo
退役した元イギリス海軍高官が、大西洋南米沖にあるイギリス領マルビナス(フォークランド)諸島での同国海軍の動向をアルゼンチン政府関係者が批判したことに対し、反論しました。
ファールス通信によりますと、元英海軍大将のアラン・ウェスト氏は、アルゼンチン政府関係者らについて「彼らは状況が整理されるまで黙って口を閉ざすべきだ」と語りました。
2千トン級の英海軍戦艦「フォート・ヴィクトリア」は先日、南大西洋のマルビナス諸島に到着しました。これに続いて、この地域の一部関係者が同艦の駐留を非難していました。
マルビナス諸島の高官のひとりは、「イギリスの権力誇示は、地域の平和と安全を崩壊させる。それも、世界が新型コロナウイルスと闘っているこの時にだ」と非難していました。
イギリスが「フォークランド」と呼ぶマルビナス諸島はアルゼンチンの東海上に位置し、欧州諸国が長年に渡り領有権の維持を目指している南米の地域のひとつです。
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