中米ハイチ、新型コロナと貧困で死亡者増の懸念
May 04, 2020 20:06 Asia/Tokyo
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中米ハイチでも新型コロナ感染が拡大しつつある
中米ハイチの政府関係者および人道問題の専門家らが、同国民の免疫システムの弱さが新型コロナウイルス感染率を高めかねないとして懸念を示しました。
フランス24チャンネルは、新型コロナウイルスによる経済面での影響は、ハイチの貧困層にとって致命的と報じました。
2日土曜までの時点で、ハイチの新型コロナウイルスによる死亡者の累計は8人と発表されていますが、同国はまだ感染の初期段階にあると見られています
ハイチは、中米カリブ海地域の最貧国とされ、今月11日以降は公共の場所でのマスク着用が義務化される予定です。
一方、ハイチの首都ポルトープランス東部の事業者らは、市長の命令による週3日の通商活動制限法に抗議しました。
ハイチの首相は、年次金融会合において、新型コロナウイルス蔓延に伴う物価高騰を指摘し、「危機的な兆候の慢性化により、ハイチのGDP国内総生産はおよそ4%減少することが予測される」と語りました。
こうした報道の一方で、新型コロナウイルス蔓延よりかなり前に、国連は今年中にハイチ国民の40%が緊急人道支援を必要としている、として警告していました。
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