米ハッカー集団、米大統領に不利な情報を暴露?
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ハッカー
アメリカのハッカー集団が、トランプ米大統領に関する機密情報文書を暴露すると脅迫しました。
米国のエンターテイメント専門の業界紙バラエティーの電子版によりますと、あるハッカー集団が闇サイト上にメッセージを掲載し、「我々はトランプ大統領に関するある種の情報を入手した。その守秘と引き換えに4200万ドルを要求する」と表明しました。
この集団はまた、「我々は法人Grubman Shire Meiselas & Sacksをハッキングして、トランプ大統領および複数の米国人アーティスト、歌手などの機密情報文書を手に入れた」としています。
彼らは、1週間の猶予期間を定めるとした上で、「トランプ大統領は、我々がその関連情報の暴露を目論む人物の1人」と表明し、また、大統領選に向けた運動が始まって、大量の資金洗浄に関する証拠を得ているとも記しています。
このメッセージではさらに、米国の有権者らに向かって、「この情報が公開された後は、諸君は確実にトランプ氏の続投を望まないだろう」としています。
一方で、問題の米企業はハッカーのこの脅迫について、これまでに何者に対しても口止め料を支払っておらず、現在FBI米連邦捜査局に協力中だとコメントしています。
これに対し、ハッカー側は現在まで同社から36万5000ドルを受けとったと主張しています。
このハッカー集団がトランプ大統領に関するどのような情報資料を入手したのかはまだ明らかになっていません。
この脅迫がなされる中で、トランプ大統領は国内での新型コロナウイルス対策の不手際をめぐり、大きな非難を浴びています。
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