新型コロナウイルス
ユーロ圏が大恐慌に突入
May 17, 2020 07:06 Asia/Tokyo
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ユーロ圏が大恐慌に突入
新型コロナウイルス危機に伴いユーロのレートが低下を続ける中、ユーロ圏が大不況に突入しました。
イギリスの新聞デイリーメールによりますと、ユーロ圏は新型コロナウイルス拡散に伴って、ユーロが統一通貨として発表されて以来最大の不況に遭遇するとともに、その状況でフランス、ドイツ、イタリアが経済不況に突入した、ということです。
この報道によれば、今年の第1四半期にヨーロッパ全域で新型コロナウイルス対策を目的とした都市封鎖(ロックダウン)をはじめ、各種の制限措置がしかれた後、ユーロ圏経済はおよそ3.8%減少し、1999年に国際金融市場で会計通貨としてユーロが採用されて以来、前代未聞の大不況に陥っています。
ユーロ圏最大の強固な経済国とされるドイツも、新型コロナウイルスの拡散および、これに伴う企業活動停止やロックダウンにより不況に陥っており、今年第1四半期における同国の国内総生産はおよそ2.2%減少して、1930年代の大恐慌以来最悪を記録しています。
英調査会社キャピタル・エコノミクスのジャック・アレン・レイノルズ氏は、「ドイツの経済成長に関する数字や統計から、新型コロナウイルスが同国経済に強い影響を与えたことが見て取れる」と語りました。
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