米ミネアポリスでの黒人殺害の元警官が、50万ドルを支払って保釈へ(動画)
アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで黒人の首を膝で押さえつけて窒息死させた元警察官のDerek Chauvin被告が、保釈金50万ドルの支払いにより保釈される見通しです。
米NBCニュースによりますと、ミネソタ州当局は黒人のジョージ・フロイトさんを殺害した元警察官のDerek Chauvin被告の保釈金額を、50万ドルと定めました。
同被告は、フロイトさん殺害にかかわった4人の警察官の1人で、今月29日に第3級殺人容疑で逮捕、拘束されました。
Derek Chauvin被告の法廷記録には保釈に関する情報は含まれていませんでしたが、現在では複数の報道から同被告が50万ドルの保釈金の支払いにより保釈される見通しであることが判明しています。
Derek Chauvin被告は今月25日、ミネアポリス市内でジョージ・フロイトさんの首を膝で7分以上にわたり押さえつけ、窒息死させました。
フロイトさんは、「息ができない」、「水をくれ」、「私を殺さないでくれ」などと叫んだものの、窒息死しました。
この事件を受け、ミネアポリスやワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、デトロイト、アトランタ、ダラス、サンホセなど、アメリカのほかの各都市でも、フロイトさん殺害に抗議するデモが実施されています。
ミネアポリス市内では、数千人が外出禁止令を破って街頭に繰り出し、抗議デモを行いました。
トランプ米大統領は、この抗議行動への反応として、抗議者への発砲命令を出しています。
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