イギリス労働党が、国内の子どもの貧困増加を認める
6月 18, 2020 20:25 Asia/Tokyo
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スターマー党首
イギリス野党である労働党のキア・スターマー党首が、同国における子どもの貧困増加の事実を認めました。
IRIB通信によりますと、スターマー党首は、特に収入の低い世帯に対する保守党政権の政策を批判し、「もし子どもの貧困に目を向けない傾向が続くなら、今後2年のうちに国内の子どもの貧困人口は520万人に達するだろう」と述べました。
同党首はまた、一般議会で行われたジョンソン英首相の質疑応答において、「おそらくパンデミック化した新型コロナウイルスは子どもの貧困を増やすだろう」と続けました。
そして、学問的な裏づけなく決定や度重なる変更を行ったとして英政府を非難しました。
ジョンソン首相はスターマー党首に反論して、「政府は危機にあった1100万件の職を保護し、雇用機会の存続のために1100万件の便宜を図った」としました。
この同首相の主張の一方で、政府統計によれば、新型コロナウイルス感染拡大にともない英国内の経済問題は大きく増加し、英経済も昨年と比べて縮小しています。
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