OPECプラスメンバーが、原油減産合意の遵守を強調

6月 21, 2020 18:06 Asia/Tokyo

ロシアのエネルギー大臣は、OPEC石油輸出国機構とそれ以外の産油国が結成するＯＰＥＣプラスメンバーが原油減産合意を完全に順守していることを強調しました。

ロシアのノヴァク・エネルギー相は20日土曜、ロシア24 チャンネルとのインタビューで、「世界の石油市場の安定化のための国際合意が完全に実施されており、この合意への各参加国が自らの責務履行の決意を強調した」と述べています。

ノヴァク・エネルギー相は、「世界市場での石油価格は、OPECプラスによる原油減産合意の成功を示すものであり、合意に達して以来、原油価格は2倍になった」と述べました。

OPECプラス閣僚監視委員会の会議は、18日木曜にウェビナー（ウェブ上のセミナー）形式で開催され、そこでは加盟国の石油生産割当量の順守と、それが世界の石油市場に及ぼす影響についての問題が取り上げられました。

OPECプラスは、新型コロナウイルスの感染拡大による原油価格の急落を受け、世界の他の産油国との協力による産油量の削減への合意を決定しました。

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