米国警官がイスラム教徒の少女のスカーフを引きずり下ろす
6月 25, 2020 20:36 Asia/Tokyo
米国警察がその反イスラム主義的で人種主義的なアプローチを続ける中、あるイスラム教徒の少女のスカーフを無理やりに引きずりおろしました。
ファールス通信によりますと、ある18歳のイスラム教徒の少女が、フロリダ州マイアミでの“黒人の命は大切だ”集会に参加した後、警察に逮捕され、拘置所でスカーフを無理やり引きずりおろされ、ヘジャーブを付けていない写真を撮影されました。
マイアミ警察によるこの暴力行為は、米国で多くの批判を集めています。
現在、10万人以上の人々が、米国警察のこの不適切な行為に抗議する署名運動に参加しています。
マイアミ警察のこの行動に対する批判が高まりを受け、市の拘留所問題事務所は人々の宗教上の権利を尊重すると発表しました。
近年、米国はイスラムの最も顕著なシンボルであるへジャーブと闘うための多くの工作を行っています。
米国各地の都市、特にミネソタ州ミネアポリスは、1か月前から、同国警察の人種主義的行動への民衆の抗議の場となっています。
先月25日、白人の米国警察官がミネアポリスで黒人市民のジョージ・フロイドさんを殺害しました。
この犯罪は米国民の強い怒りを引き起こしました。米国の警察及び治安部隊は、トランプ同国大統領の命により抗議者らの弾圧にあたっています。
ここ数週間、米国での抗議行動により数千人が負傷、逮捕されています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj