米史上最大規模の黒人市民による抗議デモが実施
(last modified Sun, 05 Jul 2020 08:28:25 GMT )
7月 05, 2020 17:28 Asia/Tokyo

イギリスの新聞デイリーメールが、「“Black Lives Matter"と称した抗議行動は、アメリカ史上最大規模の抗議行動とされる」と報じました。

同紙によりますと、“Black Lives Matter"(黒人の命は大事だ)と称した抗議行動はアメリカ史上最大規模とされ、4700箇所以上で2600万人が参加した」と報じています。

この報道によれば、この統計数は最近の4つの世論調査により算出されたもので、アメリカ・ミネアポリスでの黒人市民ジョージ・フロイドさん殺害事件を受け、参加者の総数がおよそ2600万人に達したとされています。

ノースカロライナ大学で社会学の教鞭をとるケント・アンドリューズ教授は、「この抗議行動の拡散は、極めて重要な特徴であり、この運動に対する支持の奥深さや幅広さを示している」と語りました。

米紙ワシントンポストおよびカイザーファミリー財団が行った世論調査によりますと、アメリカ市民全体の5分の1が、トランプ現大統領の就任以来、少なくとも1つの抗議デモに参加した、と答えています。

また、アメリカ市民のうちおよそ19%が、新たな抗議者であると答えています。

アメリカでは、今年5月26日以降4700以上の抗議行動が開催されており、1日平均で140の抗議デモが実施されているということです。

 

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