対イランサイバー攻撃に関するCIAの権限が増大
7月 16, 2020 15:17 Asia/Tokyo
情報筋が、イランに対する秘密裏のサイバー攻撃に関連したCIA・米中央情報局の権限が増大したことを明らかにしました。
ヤフーニュースは15日水曜、「トランプ米大統領はCIAに対し、イランへの秘密裏のサイバー攻撃に関するより大きな権限を付与した」と報じています。
この報道によれば、CIAはトランプ大統領から大規模な権限を与えられた後、イランに対する複数のサイバー作戦を実施したとされています。
ヤフーニュースはまた、「この許可により現在の一連の制限の一部が解消され、アメリカのスパイ当局たるCIAにはサイバー作戦の種類や目的の双方の点で、より大きな権限が与えられた」と報じました。
CIAは2018年以降、ホワイトハウスの許可なしにイランに対する秘密裏のサイバー作戦を行うことが認められている、といわれています。
トランプ米政権は2018年5月に違法な形で核合意から離脱した後、イランに対する全面的な圧力行使に力をいれ、自身が米にとってより良いとする合意をイランに呑ませようとしています。
イランは、現在の核合意の変更あるいは、新たな合意締結のための協議には一切応じないとし、現在の合意に定められた自らの責務を段階的に縮小するとともに、トランプ政権の過剰な要求には決して応じない、と表明しています。
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