国際人権団体、「米はソマリア空爆の損害賠償を払うべき」
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国際人権団体アムネスティ・インターナショナルがアメリカに対し、ソマリアでの米軍の空爆による犠牲者の遺族に対し、損害賠償を払うよう求めました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
8月 03, 2020 04:07 Asia/Tokyo
  • ソマリア
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国際人権団体アムネスティ・インターナショナルがアメリカに対し、ソマリアでの米軍の空爆による犠牲者の遺族に対し、損害賠償を払うよう求めました。

ロシアのアラビア語チャンネル・ロシア・アルヨウムによりますと、アムネスティは声明を発表し、「ソマリアに対するアメリカの空爆で多数の民間人が死亡している。その遺族に対し損害賠償が支払われるべきだ」と表明しています。

また、ソマリアで民間人の生命を守るよう求めました。

アフリカ地域の米軍司令部AFRICOMは、2017年からおよそ189回にわたり空爆を行っており、そのうち42回は今年に入ってからのものです。

アムネスティの発表によれば、9回の攻撃で少なくとも21人の民間人が死亡、11人が負傷しています。

AFRICOMは、ソマリアでは昨年4月から現在までに3回の空爆で民間人5人が死亡、6人が負傷した事実を認めていますが、彼らに対する損害賠償金は支払われていません。

アメリカ国防総省もこれに先立ち、「2019年中に全世界で実施された一連の作戦において、民間人132人を死亡させた」と発表していますが、この数字はNGOが発表した統計よりはるかに少なくなっています。

 

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