黒人市民殺害事件
米ルイジアナ州で、黒人男性の殺害に対して抗議
8月 23, 2020 21:46 Asia/Tokyo
ルイジアナ州での黒人アメリカ人の殺害をめぐる抗議行動は、警察の激しい反応を引き起こしました。
ファールス通信によりますと、ルイジアナ州ラファイエットで、警察の発砲により黒人男性が殺害がされたことを受け、この町の人々は抗議を示すためデモを行いましたが、その際に警察は再び武力行動に出ました。
この抗議行動中、ルイジアナ州警察は発煙手榴弾を使用し、抗議者に、解散しない場合は、逮捕する、と脅迫しました。
抗議者たちは「正義も平和も存在しない」というスローガンを唱えました。
この抗議の最後にも、警察は抗議者をさらに制御しようと機動隊を導入していました。
ラファイエット市警察は、21日金曜夜に起こった黒人男性の射殺事件が調査中であることを認めています。
ルイジアナ州警察は、この男性はある店舗でのいさかいに係わっており、店に再び入ろうとする前に警官に射殺されたと発表しました。
去る5月25日、黒人のアメリカ市民であるジョージ・フロイドさんを殺害した白人警官による暴力行為は、全米で反人種主義抗議運動が拡大する原因となりました。今回の抗議行動も、そのような状況の中で行われました。
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