8月 25, 2020 13:55 Asia/Tokyo
  • マリのクーデタを率いたゴイタ(Assimi Goita)大佐
    マリのクーデタを率いたゴイタ(Assimi Goita)大佐

先日アフリカ西部マリで起きたクーデタの指導者が、アフリカ西部に駐留する米軍特殊部隊と長年協力関係にあったことが明らかになりました。

英インデペンデント紙は、マリ軍と米軍の関係者の証言をもとに、マリのクーデタを率いたゴイタ(Assimi Goita)大佐が、アフリカ西部に駐留する米軍と長年協力関係にあったことを暴露しました。

これらの関係者はさらに、ゴイタ大佐が米軍と緊密に連絡を取っており、米軍の軍事演習にも参加していたとしています。

同大佐はアメリカの訓練だけでなく、同じくアフリカ西部に駐留するフランスやドイツの軍でも訓練を受けていました。

これ以前、米外交専門誌「フォーリン・ポリシー」は記事の中で、「先週起きたマリでの軍クーデターの首謀者らは、米軍によって訓練されていた」としていました。

マリでは今月18日、軍によるクーデターが勃発しました。

クーデターを起こした軍は、ケイタ大統領やシセ首相をはじめとした国の高官を拘束しています。

ケイタ大統領は辞任し、同国の議会も解散されました。

国連、EU、アフリカ連合は、このクーデターを非難して拘束した高官らを解放するよう求めています。

マリは2012年以来情勢不安が続いており、後にテロ組織により権力が掌握されています。

 

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