アメリカで、ハリケーン「ローラ」により50万戸以上が停電
8月 30, 2020 17:30 Asia/Tokyo
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アメリカでのハリケーン「ローラ」
米国で、非常に強い勢力を伴ったハリケーン「ローラ」が通過したことにより、50万戸以上が停電しています。
ポータルサイト「Poweroutage.com」によりますと、特にアメリカ南部ルイジアナ州に被害が集中しているということです。
報道によりますと、ルイジアナ州では43万2000戸以上、またテキサス州の停電は8万6000戸以上が停電しており、さらに隣接するアーカンソー州でも1万7000戸が停電となっています。
AP通信はこれに先立ち、ルイジアナ保健省の情報として、22万戸で断水が発生したと報じました。
大型のハリケーン「ローラ」は5段階式の評価で最も危険が高い「カテゴリー5」から1段階低い「カテゴリー4」の状態でアメリカに上陸し、時速240キロの猛スピードでルイジアナ州を直撃、通過した後、「カテゴリー2」まで弱まっています。
ルイジアナ州では民家に木が倒れ、中にいた14歳の少女が死亡したほか、倒木によりほか5人が死亡しました。
さらに、今回のハリケーンによるルイジアナ州ウェストレイク市にある化学工場「バイオラボ」(BioLab)での塩素流失事故の発生が報告されています。
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