仏・パリで再び「黄色いベスト」運動が実施
9月 13, 2020 01:24 Asia/Tokyo
フランス政府の政策に抗議する、いわゆる「黄色いベスト」と呼ばれる抗議者らが、新型コロナウイルス関連の一連の制限措置にもかかわらず、パリ市内でデモを実施しました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、これらの抗議者たちは12日土曜、パリ市内の街頭に集結し、改めてマクロン仏現政権の政策に抗議しています。
SNS上に公開された動画から、警察が催涙ガスで抗議者を襲撃していることが分かっており、また一部の報道でも抗議者150名以上がフランス警察により逮捕されたと報じられています。
フランスでは、2018年11月以来「黄色いベスト」と呼ばれる、現政権の政策に抗議する市民のデモが展開されています。
フランス人抗議者らは、「黄色いベスト」を自称し、マクロン現政権の政策によりフランス市民への圧迫が強まっているとして、マクロン大統領の辞任を要求しています。
この抗議行動の中で、これまでに10人以上が死亡したほか、およそ1万人が逮捕されています。
フランスの世論調査会社オドクサが行った世論調査の結果によりますと、フランス国民全体の4分の3が、マクロン大統領の行動に不満であることが判明しています。
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