新型肺炎
トランプ氏コロナ感染を受け、米の株価が値下がり
10月 03, 2020 03:17 Asia/Tokyo
トランプ米大統領の新型コロナウイルス感染のニュース報道を受け、アメリカの株価が値下がりしました。
フランス通信によりますと、米ニューヨーク・ウォール街市場のダウ・ジョーンズ株価指数は、トランプ大統領のコロナ感染を受けて1.7%低下し、S&Pも1.6%下がっています。
アメリカ大統領選に向けた選挙運動が最高潮を迎えている中、トランプ大統領はメラニア夫人とともにコロナに感染したことを明らかにしました。
米CNNは、「トランプ氏と接触のあった、バイデン民主党候補を含めアメリカの政府関係者のほか複数名も、コロナに感染した可能性がある」と報じています。
こうした状況を踏まえ、今後は選挙関連の討論会が開催見送りとなる可能性も存在しています。
トランプ大統領のコロナ感染の発表後、アメリカ市民は同大統領の過去の発言をオウム返しにし、「漂白剤を飲んで死の危険から逃れよ」としました。
トランプ大統領は以前、アメリカ国民に対しコロナ対策として消毒剤を飲むことを奨励し、その後は「紫外線または強力な光」を感染者にに照射し肺など体内のウイルスを破壊するよう提案し、それに続いてコロナ治療薬として抗マラリアの薬の服用を推奨していました。
また最近では、「アメリカ政府は、10月中には新型コロナワクチンの準備ができるだろう」と主張していました。
アメリカは、現在既に新型コロナウイルスの感染者数と死亡者数が世界最多となっています。
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