IAEA事務局長、「イランは独立した国」
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IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長
IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長が、イランが独立した国であることを強調し、同機関とイラン政府の合意を「外交上の輝かしい瞬間」と述べました。
グロッシ事務局長は、スイスのドイツ語新聞ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング(Neue Zürcher Zeitung)とのインタビューにおいて、「イランは、2003年以降のイラクのような、国連が支援する国外からの査察官が自由に移動できる、占領された国ではない。イランは独立した国である」と述べました。
続けて、「意見交換の後、イランは2か所の核施設の査察の許可を出した。これは外交上の輝かしい瞬間のひとつと言える」としました。
また、核施設は事前に浄化されて査察は無駄だったとする、イランの核計画についてアメリカとシオニスト政権イスラエルが繰り返している主張に言及し、「我々は、地表のサンプルから非常に注意深く放射能を持つ放射性同位体や核原料の存在を割り出す、最新の科学技術を持っている」と指摘しました。
そして、査察結果の公表について、「分析作業はまだ続いている。この件は大衆ショーなどではない。我々がもし注意すべきものを発見しているなら、まずはじめにイランと話し、回答を求めただろう」と説明しました。
イランと IAEAは今年8月末、グロッシ事務局長の2週間のテヘラン訪問の最後に共同声明を発表し、「イランは、IAEAが指定した2か所の核施設の査察を自発的に受け入れ、この問題の解決に向けたIAEAの検証作業を促進させるだろう」としました。
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