OICが、仏関係者によるイスラム預言者の神聖冒涜を非難
10月 24, 2020 17:32 Asia/Tokyo
OICイスラム協力機構が声明を発表し、イスラムの預言者ムハンマドに対するフランス関係者らの侮辱的な表明を非難しました。
OICは23日金曜に発表した声明の中で、一部のメディアや仏政府関係者による預言者ムハンマドへの冒涜を非難し、「このような類の侮辱的な表明が続けば、フランスとイスラム諸国の関係が損なわれる」と懸念を表明しました。
近年フランスでは、イスラム排斥に加え、イスラム教徒の信仰を嘲る傾向が強まり、テロや過激派との戦いを口実にイスラム教徒への圧力が著しく高まっています。
フランスの週刊風刺新聞シャルリーエブドは、近年何度も、預言者ムハンマドを揶揄・侮辱する内容の風刺画を掲載してきました。
この侮辱行為は、イスラム世界からの幅広い非難を巻き起こしています。
しかし、フランス政府とマクロン大統領は、イスラム教や信徒へのプロパガンダ攻撃を減少させるような措置を取るかわりに、宗教と神聖性に対する侮辱を「表現の自由の一部」として擁護しています。
フランス政府はその一方で、第二次世界大戦時のホロコーストの存在否定を犯罪行為とみなしています。
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