カナダ首相が、ほかの宗教への尊重・配慮を強調
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カナダのジャスティン・トルドー首相
カナダのジャスティン・トルドー首相が、フランスの風刺漫画雑誌シャルリーエブドによる、イスラムの預言者の神聖性への侮辱に反応し、諸宗教への尊重や配慮を求めました。
フランス通信が31日土曜、報じたところによりますと、トルドー首相は30日金曜、その前日のEU首脳会議での発言と同様、言論の自由を擁護する一方、「限度がないわけではない」とし、特定のコミュニティーを「恣意的かつ不必要に傷つける」べきではない、とし、「例えば、混雑した映画館で火事でもないのに火事だと叫ぶ権利は誰にもない。常に限度がある」と述べました。
また、マクロン仏大統領の反イスラム的な立場表明から距離を置くとともに、「他者を尊重して行動し、同じ星に暮らし社会を共有する人々を恣意的あるいは不必要に傷つけないよう努めるべきだ」と語っています。
フランスの風刺漫画雑誌シャルリー・エブドは最近、預言者ムハンマドを揶揄した内容の風刺画を掲載しました。
しかし、エマニュエル・マクロン仏大統領は今月21日、表現の自由に関する授業中にムハンマドの風刺画を見せて路上で首を切断された歴史教師サミュエル・パティさんの葬儀で、外交慣習や民主主義の基本に外れた表明を行い、「われわれは風刺画をやめない」と主張しています。
しかし、このイスラム排斥的な発言は、世界のイスラム社会の要人や関係者、イスラム教徒らからの大規模な非難を受けています。
これまでに、多くのイスラム諸国のフランス大使館前で、抗議集会が開催され、フランス国旗やマクロン大統領の写真が燃やされたほか、イスラム教徒らがフランス政府関係者に対し正式な謝罪を求めています。
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