仏大統領、イスラム社会の憤怒を逃れようと論点をはぐらかした主張
11月 05, 2020 19:42 Asia/Tokyo
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フランスのマクロン大統領
フランスのマクロン大統領が、イスラム社会の怒りから逃れようと、「フランス政府はイスラムと闘わない」と主張しました。
イルナー通信によりますと、マクロン大統領は、偉大なイスラム預言者を侮辱した風刺画の出版継続を支持してイスラム排斥の立場を強調してから、世界中のイスラム教徒からの幅広い抗議に直面していました。
しかし4日水曜、同大統領は英経済紙フィナンシャル・タイムズの記事において、「フランスは決してイスラムと闘わない」と主張しました。
フランスの週刊風刺新聞シャルリーエブドは先日、イスラムの預言者ムハンマドを侮辱する内容の風刺画を再び掲載しました。
マクロン大統領は、民主主義や外交慣習に外れた発言の中で、フランスがこれからもイスラムの預言者に対する侮辱的な風刺画の掲載を続けるとしました。
このイスラムを排斥する発言は、世界中のイスラム教徒、イスラム社会の要人、政府関係者らからの幅広い批判と非難にさらされました。
多くのイスラム諸国でこれまでに、フランス国旗やマクロン大統領の写真に火がつけられたり、フランス大使館前でデモが実施されるなどしています。
イスラム教徒の人々は、この件に関する仏政府関係者の公式な謝罪を求めています。
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