ギリシャ・アテネで、1833年以来初となるイスラム教徒モスク開設
11月 07, 2020 20:12 Asia/Tokyo
ギリシャの首都アテネで、政治・宗教的圧力により延期されていた同国初のイスラム教モスクが6日金曜、同国政府の資金援助により開所されました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、このモスクは1833年以来、初めてアテネ市内で建設されたモスクです。
アテネでのモスク建設計画は、1890年から始まりましたが、一部の住民の反対や官僚主義、金融危機の影響で長年に渡り延期されていました。
こうした中、このモスクの関係者の1人であるハイダル・アシル氏は、「このモスクの開設は、アテネのイスラム教徒住民にとって歴史的な時間である。我々は、かなり以前からこのモスクの開設を待望していた。現在、最終的にこうして自由に礼拝を行えるモスクを持てたことを神様に感謝する次第である」としています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
