フランスが、イスラム排斥的な立場から後退
11月 11, 2020 17:58 Asia/Tokyo
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ルドリアン・フランス外相
ルドリアン・フランス外相が、同国の政府関係者が示したイスラム排斥的な立場から後退し、「フランスの戦争は、テロや過激派のイデオロギーを相手としたものである」と語りました。
英ロンドン発行のアラビア語の新聞・アッシャルゴルアウサトによりますと、モロッコを訪問中のルドリアン外相は同国のブリタ外相との共同記者会見で、「フランスの戦争は、敬意の対象とされるイスラムに対するものではばく、テロや過激派のイデオロギーに対するものだ」と主張しました。
また、「フランスは、イスラムに敬意を払っている」と述べています。
最近、マクロン・フランス大統領がイスラム預言者を侮辱した風刺漫画の発行継続への支持を表明したことは、イスラム世界の怒りを引き起こしています。
多くの国のイスラム教徒が現在、マクロン大統領のこうした立場表明に抗議し、フランス製品のボイコットに踏み切っています。
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