新型肺炎
英仏独が、新型コロナ打倒に向けた集団的努力を要請
11月 22, 2020 18:15 Asia/Tokyo
英仏独の欧州3カ国の首脳が、主要20カ国・地域(G20)首脳会議において、新型コロナウイルス打倒に向けた集団的努力を要請しました。
イルナー通信によりますと、ドイツのメルケル首相は21日土曜、オンライン形式で開かれたG20首脳会議において、「新型コロナウイルスは世界的な問題であり、WHO世界保健機関、国連、G20といった国際機関との協力によってのみ、それに打ち勝つことができる」と述べました。
そして諸国の首脳陣に対し、貧困国に資金を注入することで、新型コロナウイルス用ワクチン入手を支援するよう求めました。
フランスのマクロン大統領も、同様の意見を述べる中で、新型コロナウイルス打倒や未来のパンデミック対策に向けた国際機関の強化の必要性を強調しました。
また、「今回の危機に対抗するには、国際的な協力以外に効果的な解決方法はまったくない」と指摘しました。
イギリスのジョンソン首相も、「もし新型コロナウイルスに立ち向かうために集団的な能力を活用できるなら、この危機を脱してより良い未来に辿り着く道すじを描くことができる」と強調しました。
2日間にわたるオンライン形式のG20首脳会議は、サウジアラビアを議長国として21日から始まりました。
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