マナティーの背に「トランプ」の文字、米当局が捜査開始
1月 13, 2021 19:27 Asia/Tokyo
米フロリダ州で「TRUMP(トランプ)」と背に書かれたマナティーが見つかったことを受け、同州米魚類野生生物局(FWS)は11日、人々に情報提供を呼び掛けました。
フランス通信によりますと、フロリダ州の地元紙シトラス・カウンティ・クロニクルが、ドナルド・トランプ米大統領の姓と同じ「トランプ」の文字が刻まれたマナティーが、ゆっくりと泳ぐ姿を捉えた動画を公表したことがきっかけとなり、捜査が開始されることになりました。
FWSの捜査官クレイグ・キャバナ氏は同紙に対し、現在進行中の捜査についてコメントすることはできないと話しています。
同氏はまた、保護動物を傷つけた場合、5万ドル(約520万円)以下の罰金および1年以下の禁錮を科される可能性があると指摘しました。
被害を受けたマナティーは10日に見つかりました。その4日前の6日、米首都ワシントンではトランプ氏の支持者らが連邦議会議事堂に突入しましたが、マナティーの落書きがいつ行われたかは分かっていません。
マナティーが撮影されたフロリダ州西岸のホモサッサ川にはこの時期、温かい水を求めてマナティーが多数集まります。
映像の前半は、10日に撮影されたフロリダ州の地元紙シトラス・カウンティ・クロニクル提供の「TRUMP」と背に書かれたマナティー、後半は、フロリダ州で2020年12月に撮影された別のマナティーの資料映像です。
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