イラン国連代表部、「米国務長官のこっけいな対イラン発言は目新しいものではない、イランはテロ組織の敵」
1月 13, 2021 19:40 Asia/Tokyo
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イラン国連代表部のミールユーセフィー報道官
イラン国連代表部のミールユーセフィー報道官が、イランとテロ組織アルカイダとの関係に関する、今月11日のポンペオ米国務長官の発言に反論し、「イランに関するポンペオ長官の誤ったこっけいな発言は、目新しいものではない」と表明しました。
ファールス通信によりますと、ミールユーセフィー報道官は、米週刊誌ニューズウィークとのインタビューで、「これらの虚偽で笑止な主張は目新しいものではなく、アメリカのトランプ政権が既に失敗した反イラン政策を継続しているという事実をクローズアップするに過ぎない」と述べています。
ポンペオ長官は今月11日、イランとアルカイダが関係を持ち、さらには2001年のアメリカ同時多発テロにイランが加担している、と主張していました。
ミールユーセフィー報道官は、「地域でこのようなテロ組織が台頭・発展した状況を引き起こした責任は、アメリカとその同盟国にある」と語っています。
また、「イランが過激派テロ組織の敵であり、アルカイダの創設者とその支持者の多くが、西アジアでのアメリカに最も近い同盟国であることはよく知られている事実だ」と述べました。
そして、「言うまでもなく、米国当局は何度も、地域でのアルカイダを含む過激派グループ創設に自らが関与していることを認めている」としています。
テロ組織アルカイダは、1980年代にサウジアラビア人のオサマ・ビン・ラディン氏により、また、CIA米中央情報局の支援を受け、旧ソ連と対峙するために結成されました。
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