米イスラム系女性議員、「米の諸制裁は数千人のイラン人の死につながった」
1月 21, 2021 18:29 Asia/Tokyo
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米イスラム系女性議員
アメリカのイスラム教徒女性議員イルハン・オマル氏が、米政府のイランに対する敵対的な政策を批判し、「トランプ政権の対イラン制裁は、数千人のイラン人の死につながった」としました。
イルナー通信によりますと、イルハン・オマル氏は19日火曜、ツイッターにおいてポンペオ米国務長官を「怪物」と呼び、「ポンペオ長官は、新型コロナウイルスが感染拡大する中、イランの人々が必要とする医薬品を確保することを阻み、数千人を死に追いやった」としました。
そして、ポンペオ長官がイラン国民に対する厳しい制裁を実施するためにロビー活動をしていたことに言及し、「我々は彼の無慈悲な行動の影響を受け苦難を強いられている数百万人の人々を忘れてはならない」と続けました。
アメリカは、2018年5月8日に核合意から離脱した後、イランに対する全面的な圧力の行使を開始しました。
生活必需品や医薬品までも対象としたアメリカの一方的で圧政的な制裁は、イラン国民、特に新型コロナウイルス感染者にとって、多くの問題を生じさせています。
このような状況の中、ホワイトハウス関係者は対イラン政策「最大限の圧力」の一環として制裁を続け、次々とイランに対して新しい制裁を発表しています。
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