新型コロナワクチン、集団免疫獲得には国民の93%以上の接種が必要
1月 25, 2021 17:54 Asia/Tokyo
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ファイザーのコロナワクチン
英国の研究者グループが、オックスフォードとファイザーの新型コロナワクチンを使用した国の免疫プログラムの有効性をモデル化し、それに基づき、政府が推し進めるワクチン接種プログラムは集団免疫を獲得するには不十分だとの結論を導き出しました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、英国の研究者らは当初、69%の国民がファイザーのワクチン接種をすれば、感染拡大を止めることができるとの予測を立て、効果がやや低いオックスフォードのワクチンでは、この数字が93%になるとしていました。しかし、コロナウイルスの変異種が見つかったことから、研究者らはこの数字を見直す必要性に迫られていると指摘しています。
より感染力の強いウイルスの出現を考慮した上で、国民へのワクチン接種プログラムの有効性をモデル化した研究者らは、変異種の感染拡大をコントロールするには、ファイザーのワクチンを使用した場合、人口の82%が接種する必要があるとの結論を出しました。しかし、ファイザーのワクチンは16歳未満への接種が認められておらず、英国では、16歳未満の割合が19%以上に上り、加えて、ワクチンの接種を拒否する市民もいることから、82%という数値に到達することはできないだろうとの見通しを示しました。
英国の研究者らは、英国で集団免疫を獲得する唯一の方法は、子供を含むほぼすべての国民にワクチンを投与することだとの見方を示し、現在、最適なワクチン接種の図式を模索しています。
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