英が、対サウジ武器輸出を継続
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英が、対サウジ武器輸出を継続
米がサウジアラビアに対する武器輸出の中止を決定したにもかかわらず、イギリス外務省のある関係者が「わが国は以前の認可にのっとり、これまで通り武器輸出を続行する」としました。
イギリスの新聞ガーディアンによりますと、同国外務省の西アジア・北アフリカ担当責任者は、「イギリスの武器販売免許は、違反していないことが確認されるように、細心の注意のもとに出されている」と主張しています。
この報道では、サウジアラビアが2010年から2019年の間に英国の武器輸出先の40%を占めた、とされています。
イギリス保守党下院国防委員会のトバイアス・エルウッド委員長は議会において政府に対し、安全保障上の最大の同盟国たるアメリカにイギリスも同調して、戦争に利用されることがわかっている兵器の輸出を停止するよう求めていました。
イギリスの影の内閣の外相リサ・ナンディー氏も下院議員らに対し、「イギリスの武器貿易および技術支援は、イエメン戦争の続行につながる」とコメントしています。
先週、バイデン米大統領は「選挙運動中の公約の1つだった、サウジアラビアへの武器輸出を中止した」と語りました。
サウジ主導アラブ連合軍は、2015年3月から複数のアラブ諸国が集まった連合という形で、米国の支援と暗黙の了解のもと、追放されたハーディ元イエメン大統領の復権を口実に、自身の政治的目的と野心を実現するため、アラブ圏最貧国のイエメンに対して大規模な攻撃を開始しました。この攻撃の結果として、イエメンではこれまでに数千人の人々が殺害されています。
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