ギャラップ社の世論調査
米国民の過半数、「民主・共和党のいずれも自分たちの代表にあらず」
2月 17, 2021 02:36 Asia/Tokyo
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民主・共和党
ある世論調査の結果、アメリカ国民全体の3分の2が民主・共和の2大政党を批判し、「アメリカには新たな別の党が必要だ」と考えていることが明らかになりました。
アメリカの政治専門紙ザ・ヒルのインターネットサイトによりますと、同国の世論調査会社ギャラップが15日月曜に発表した世論調査の結果では、アメリカ国民全体のおよそ62%が、「アメリカには民主、共和の2大政党に加えて第3の党が必要であり、その理由は現在の2大政党は国民の代表としての行動力が非常に弱いことにある」とされています。
ギャラップ社が、アメリカの2大政党の行動に関する調査を開始した2003年以降、新たな世論調査は、第3の党への支持が最高に達し、民主・共和党に対する彼らの不満が高まっていることを示しています。
同社による参加者へのもう1つの質問は、民主・共和党への支持の度合いに関するもので、この調査によれば、これらの政党への支持率はいずれも50%を切っています。
もっとも、この調査では民主党の支持率が共和党よりはいくらか良い状態にあり、民主党は48%、共和党は37%となっています。
ギャラップ社の調査は、先月21日から今月2日までの間にアメリカの首都ワシントンDCおよび50州の合計906人の成人に対し、行われています。
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