米で、強い寒波により14人死亡
(last modified Wed, 17 Feb 2021 10:22:32 GMT )
2月 17, 2021 19:22 Asia/Tokyo

アメリカで、強い寒波のためこれまでに少なくとも14人が死亡しました。

IRIB通信によりますと、アメリカはこの数日、寒波による酷寒と凍結に見舞われています。

異例の大雪と酷寒により、特にアメリカ南部の各州が大きな問題に遭遇し、全米規模での停電が北部から南部に広がっています。

厳しい冬の寒波により、米テキサス州の電力システムが麻痺し、エネルギー価格が高騰したことから、エネルギー危機が深刻化しており、少なくとも500万人が現在停電状態にあります。

米国ではこれまでに、厳しい寒波により1億5000万人の人々の生活に影響が出ており、寒波の拡大により今後数日でさらに5000万人がその影響を受けると予想されています。

さらに、吹雪はアメリカでのコロナワクチンの接種にも少なからず影響しており、診療所、放射線センター、医療センターの閉鎖に伴い、同国の予防接種の実施ペースは大幅に減速しています。

バイデン米大統領は、テキサス州での非常事態宣言を発令しました。

現在、アメリカ南部州の気温は、摂氏マイナス22度に達しています。

アメリカ中部および南部での毎年2月の平均気温は摂氏20℃から24℃とされています。

 

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