2月 25, 2021 19:45 Asia/Tokyo
  • アメリカのハリス副大統領
    アメリカのハリス副大統領

アメリカのハリス副大統領は24日、黒人とヒスパニック系の国民は新型コロナウイルスワクチンの接種が遅れているとして接種を受けるよう訴えました。

ロイター通信によりますと、ハリス副大統領はMSNBCとのインタビューで、「新型コロナにやられないようにワクチン接種を受けよう」と呼び掛けました。

また、「黒人の感染・致死率は(人口比に対して)不釣り合いに高いことが分かっている。誰が最前線で働き、誰が過度に高いリスクを抱えているかは一目瞭然だ。それは有色人種だ」と述べました。

新型コロナの感染者と死者は黒人とヒスパニック系が特に多く深刻な状況にあり、公衆衛生当局者は公平なワクチン分配を求めています。統計によれば、ワクチン接種の優先順位が高い医療従事者と介護施設利用者の間で、黒人とヒスパニック系の接種率が低くなっています。

さらにハリス副大統領は、黒人経営の中小企業も打撃を受けており、40%が経営破綻していると指摘しました。米国初の黒人・アジア系副大統領である同氏は「われわれへの影響が際立って大きい。この不公平な被害をもたらしているウイルスを制御する方法の一つがワクチン接種だ」と述べました。

 

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