OPECプラスが、減産規模の4月への繰り越しを検討
3月 03, 2021 21:10 Asia/Tokyo
OPEC石油輸出国機構とそれ以外の産油国が構成する「OPECプラス」が、現在の減産規模の4月への繰り越すを検討しています。
OPECプラスの3月の会議は、4日木曜の開催が予定されています。
ロイター通信が3日水曜、英ロンドンから、関係者3人の話として報じたところによりますと、OPEC石油輸出国機構加盟国及び、ロシアなどOPEC外産油国でつくる「OPECプラス」は、現在の減産規模を4月に繰り越すことを検討しているということです。
これらの関係者はさらに、「一部の主要OPEC加盟国が、4月のOPECプラスの産油量据え置きを示唆しており、サウジアラビアが3月に自主減産を止めるのか、継続するのかは不明だ」としています。
この報道を受け、原油価格は約1ドル高の1バレル=64ドル付近まで上昇しました。
市場では、4月から日量50万バレル程度の減産縮小が広く予想されており、サウジアラビアも日量100万バレルの自主減産を終了する、との見方がなされていました。
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