カリブ海セントビンセント島で40年ぶりに火山が噴火、1万人超が避難
4月 10, 2021 17:48 Asia/Tokyo
カリブ海の島国セントビンセント・グレナディーンのセントビンセント島で、40年以上休止状態にあった火山が噴火しました。
フランス通信が10日土曜、報じたところによりますと、9日金曜に発生したこの噴火により空は噴煙で覆われ、1万6000人に避難命令が出されたということです。
今回噴火したのは、同島北部にある同国最高峰のスフリエール火山(標高1234メートル)で、現地の緊急事態管理当局は、高温の火山灰と煙が上空の高さ6000メートルに、さらには火山灰が南北の長さが約29キロある同島の反対側の南端にあるアーガイル国際空港まで到達したことを明らかにしました。
この噴火による負傷者は確認されていません。
地元ニュースサイト[news784.com」には、火山灰が垂直に噴き上がり、球形に広がる様子を捉えた映像を掲載されています。
スフリエール火山は、数ヶ月前から噴火の兆候が見られていました。
この過去最大の噴火は100年以上前の1902年で、このときは1000人以上が死亡しましたが、1979年を最後に噴火していませんでした。
セントビンセント・グレナディーンのラルフ・ゴンザルベス首相は今月8日夜、火山付近の「レッドゾーン」に指定された地域に住む1万6000人に対し避難命令を発令しています。
なお、避難者の受け入れを準備している隣国アンティグア・バーブーダの当局者によると、1万2000〜1万5000人がすでにレッドゾーンから避難したということです。
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