米CBP、「メキシコ国境での拘束者は17.8万人、20年ぶり高水準」
May 12, 2021 21:57 Asia/Tokyo
CBP米税関・国境警備局が、4月に米国とメキシコとの国境で拘束した移民の人数が17万8000人超だったことを明らかにしました。
米CNNによりますと、この数字は 3月からわずかに増えて20年ぶりの高水準となったものの、同伴者のいない子どもの移民の数は減少しています。
CBPが11日火曜、発表したところによりますと、4月に拘束した同伴者のいない子どもの移民は1万7171人と3月の約1万9000人から減少しました。
CBPが拘束している子どもの数は3月のピーク時の5767人から90%以上減少し、今月11日の時点で455人となったということです。
CBPの保護下に置かれる時間は平均して28時間となっており、拘束された移民のうち半数以上の11万人あまりが単身の成人とされ、トランプ前政権時代の新型コロナウイルスに関連した緊急措置としてメ
メキシコなど出身国に即座に送り返される対象となっています。
こうした中、難民擁護者やジャーナリストは、米国の保育施設についてより透明性を高めることを求めています。
これまでのところ、何千人もの子供たちが収容されているセンターの内部から画像は出てきていません。
トランプ前米大統領、移民のアメリカ入国に強く反対していました。
ジョー・バイデン新米大統領は就任直後に、トランプ氏の移民制限命令を撤回することから業務を開始したが、これに関する具体的な行動はまだとられていません。
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