ウィーン協議の結果を前に、石油価格が下落
オーストリア・ウィーンで行われているイランと4+1か国グループの核合意関連協議の結果がまだ不透明である中、世界の市場では、この数日に数年来の最高値に達していた石油価格が再び下落しました。
ロイター通信によりますと、イランと4+1か国グループの核合意関連協議の次ラウンドは、今月10日から開始される予定となっています。このラウンドでは、イランの石油輸出に対するアメリカの制裁解除が含まれる可能性があります。
同通信は、「8月引渡し分のブレント原油の先物価格は26セント下落して、1バレルあたり71ドル63セントで取り引きされた。一方、直前のブレント原油は、2019年5月以来の高値となる72ドル27セントで取り引きされていた」と続けました。
この報道では、米ウェスト・テキサス・インターミディエイト産の原油も、7月分が1バレルあたり70ドルで取り引きされたと伝えています。この価格となったのは、69ドル43セントで取り引きされていた2018年10月以降初めてとなります。
シンガポールの企業フィリップ・フューチャーズで働く商品管理マネージャーの1人、 Avtar Sandu氏は、「最初に懸念されるのは、石油市場へイラン石油が戻ってくることについてである。しかし私は、今月18日に実施予定のイラン大統領選挙より前に核協議が合意に達するとは考えていない」としています。
経済アナリストたちも、イランは制裁が解除された際には、石油生産を現在の日量50万バレルから100万バレルに増加させるだろうと見ています。
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