世界の主要メディアやニュースサイトの一部などで障害、米クラウド会社で問題発生の可能性
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欧州時間の8日火曜午前、一部の国の政府系サイト、米紙ニューヨークタイムズ及びブルームバーグ、英紙FTフィナンシャル・タイムズ及びガーディアンなど、世界の主だったニュースメディア一部のウェブサイトがダウンする現象が発生しました。
ロイター通信が8日火曜、報じたところによりますと、今回の世界規模でのメディアかく乱の原因は、米クラウドコンピューティングサービス会社ファストリーでの障害が原因である可能性がしてされています。
なお、ロイターは現時点で障害の原因を確認できていません。
ファストリーのウェブサイトは「当社のCDNサービスのパフォーマンスに出ている可能性がある影響」を調査していると表明しており、同社がカバーしている分野でパフォーマンスが低下しているということです。
しかし、イギリスの新聞デイリーメールは、世界中の顧客に影響を及ぼしている問題が、米ネット通販大手アマゾン・ドットコムのウェブサービスに関係したもので、これにより他のサイトへのアクセスが不能になっている可能性がある、と報告しています。この報告書によれば、アマゾンのウェブサービスの中断の原因はまだ判明していません。
米ネット通販大手のアマゾンの小売りサイトでも障害が発生しているもようで、今のところアマゾンのコメントは得られていません。
障害モニタリングサイトのダウンディテクター・ドットコムによりますと、SNS「レディット」の約2万1000人のユーザーが問題を報告しているほか、アマゾンについても2000人以上が問題を報告しています。
なお、世界最大のオンライン映画とテレビの配信システムであるアメリカのネットフリックスも本日、同様の問題に直面しています。
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